英国の官公労約30組合が30日、年金保険料引き上げと勤労年数延長に抗議する24時間ストライキに突入した。
公立の医療機関や学校、交通機関に加え、国境警備や出入国管理部門など、計約600万人の公務員のうち、最大で200万人が参加する見込み。英国でのストとしては「この30年で最大規模になる」(英労働組合会議)という。 キャメロン政権は、2010年に国内総生産(GDP)の10%を超えていた財政赤字削減のため、公務員削減や付加価値税率引き上げなどの緊縮策を断行中。官公労の反発はこうした政策にも向けられている。
欧州ユーロ圏の債務危機の影響が非ユーロ圏にもじわじわと広がるなか、欧州主要国での初の本格的な抗議行動といえる。

